投稿日:2017年1月29日|カテゴリ:お知らせ, コラム

『DLXサインバルタ使用に当たっての留意事項By厚労省』
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T161220I0020.pdf

厚労省が躍起に成って、ビビリ入って注意勧告しているSNRI/DLX仕様留意事項が各学会から沢山出回っています。
しかし、本来抗うつ薬で有ったSNRI/DLXを糖尿病性末梢神経障害や線維筋痛症と言う重症疾患ならば理解出来ますが、慢性腰痛症や変形性膝関節症レベルで、国内保険適応認可させた訳ですから、こういう縛りを認可しといてから行うのは汚い。
認可する前に副作用やケアを出来るか否かを確認してからの世界観。
認可させたんですから、処方責任の有る医師や販売責任の有る薬剤師をちゃんと教育するのが筋です。
使わせない、使う時には注意とか使う時には精神科や心療内科受診してからとかと言うご案内の前に、まず教育です。
未だに馬鹿の一つ覚えの様に『抗うつ薬だから副作用強い』とか『抗うつ薬ですが宜しいですか??』と言う一部の未勉強な医師や薬剤師や看護師や保健師やケアマネージャー医療人に依る、低次元での批評やbashingを厚労省が責任もって教育修正すべきです。
21世紀のロキソニン事/抗てんかん薬PGB『リリカ』や21世紀のボルタレン事/麻薬阿片製剤TMD『トラムセット/トラマール等』や三環系抗鬱薬やSNRIを御気軽御処方されて、副作用に依る操転アクチベーションを起こさせて、そのけつ持ちで当院へ御紹介頂く症例は、凄く迷惑です。
そう言うやばい系薬剤を処方するなら、副作用やその治療手段を確認してから処方して頂きたいです。
処方責任有る医師や販売責任有る薬剤師や内服指導責任有る看護師保健師ケアマネにはその責任が有るんですから、保険利用可能な薬剤に関しては、各医療人はちゃんと勉強をして知識を現代に合わせたバージョンアップが必要です。
ちゃんと勉強して主作用副作用そのケアの仕方迄理解して利用させれば、DLXサインバルタは現状国内最強の慢性痛治療薬です。
しかし、使い方で吉凶結果は大幅に異なります。
メンタルを診ないで慢性痛は語れません。
メンタル避けては慢性痛は修理不能です。
要するに@@挟みは使い様。
同じ食材でも作るシェフや板前さんにより、味は大幅に変わります。
御洋服の造りも、着るお客様の人間性を知って作るのと既製品では全く異なるモノと同じです。
人間様が行う行為ですから、行う人間様に依り作品や結果は大幅に異なります。