投稿日:2015年4月15日|カテゴリ:お知らせ, コラム

風邪薬、解熱鎮痛薬、漢方薬が主となる市販薬が原因で肝腎機能障害や肺炎等で死亡や劇症皮膚炎等の強い副作用が出ているそうです。

風邪薬の中には肝機能障害が起こり得る配合も有ります。

解熱鎮痛薬はロキソニン、イブ、ボルタレン等です。
良い加減、内服は考えましょう。
現在は胃腸障害の起こしにくいモノも生まれて居ますし、将来は脳血管障害も起こしにくい画期的なモノも生まれ事を期待しています。

漢方薬は、これは『証』と言う『体質や性質等の各個人のキャラクター』を読み間違えて、反対のキャラクターの薬を継続内服されると、副作用は起こりえます。
まあ、胃腸の弱い方は、生姜や麻黄を内服しないほうが宜しく、出来るだけシナモン/桂枝を内服された方が正しいです。

良く冬場は身体が温まるので生姜湯を御薦めになられる方も御座いますが、胃腸の強い方だけの御話で、胃腸が弱い方には逆効果どころか毒に成ります。

間質性肺炎を起こす可能性が有る体質の方々もおられます。

漢方に関しては、漢方を勉強された医師に、漢方専用の血液検査も含めて『特殊診断』に依り、各自の『証』を診てもらってからの処方で無いと、非常にリスクを伴う事も有ります。
漢方だから安全とは言い切れません。

全ての市販薬が危険で、全ての処方薬が安全と言う意味では無く、あらゆる市販薬処方薬も含め全ての薬は、副作用と言うリスクを伴って居り、その副作用と主作用の差を比較して、主作用が大幅に勝れば、病気と戦うには利用した方が効果的な事っも多いです。

またあらゆる薬は患者さん個人個人との相性が有りますから、専門家に診察を受けた後に初めて薬は決まりますから、安易に内服するにはそれなりのリスクが伴ってしまいます。