投稿日:2015年9月10日|カテゴリ:お知らせ, コラム

認知行動療法や瞑想座禅等に依る呼吸法や抗鬱薬増強療法で、鬱や躁等の精神症状を安定させて、過去の厳しい経験から来たPTSDに依る言いFB(フラッシュバック)を抑えて行けば、メンタル系慢性痛は、かなりおさまります。

線維筋痛症、中枢機能障害性痛、体感幻痛、メンタルペイン、CRPS、舌痛、陰部痛、不明長期慢性/口腔内痛、長期慢性/肩凝り腰痛、長期慢性/糖尿病性末梢神経障害、長期慢性/帯状疱疹後神経痛等の未明な厳しい『慢性痛』は、このエリア迄治療を追い込まないと軽快は難しいです。

アイドル系弱オピオイド/准麻薬製剤『トラムセット』ちゃんやアイドル系抗癲癇薬『リリカ』嬢や普通の『抗鬱薬』SNRIサインバルタやTCA三環系抗鬱薬投薬だけでは、厳しい『不明慢性痛』『メンタルペイン』な環境です。

勿論、江戸時代や呪いでは無い『現代医療』なのですから、基本治療と呼ばれる西洋薬治療は普通に行う必要は有ります。

漢方系製剤は少しでも西洋薬の投薬量や種類を少なめに又投薬期間を少しでも短めにさせる為には絶対に必要です。 しかし、これだけで行くのは、現代医療と言うレベルでは如何に?? 駄目でしょう。 西洋薬は西洋薬の長所短所が有り、又漢方薬は同じく長所短所が有ります。

幾ら漢方系製剤特に中医系的投薬手法は、切れも有り有効だったとしても、そも魅力に溺れて、それだで逝くのは逝けません。

だって、マハラジャや秦の始皇帝や大岡越前や鬼平犯科帳じゃないんですよ。。

私感では、基本的西洋薬治療を行い、不足部分特に不定愁訴を漢方系製剤で賄い、緩和軽快時の西洋薬離脱時、徹底して漢方薬を利用するのが正しい手法と考えます。

何事もその技に没頭して夢中に成っては、所詮素人の御遊びレベルで終わります。 プロ・玄人は、己の技に没頭しません。 何時も冷静に次世代/次の技を考えます。

医療人は職人です。 現代は経営者としての資質も求められるでしょうが、そちらで生きたければ、病院管理系の御勉強を主にされて、医療人と言うよりも『経営者』として生きるべし。 職人とアキンド商人は別の職業。

所詮街医者レベルの経営規模ならば、職人として生きた方が、御客様への貢献度は高いです。

職人が勉強しないで、算盤ばかり弾いて居る未明な時代。 最低限の仕事とボランテイアを行って居れば、どんな趣味道楽飲酒遊びに走るのも構いません。 しかしその前に大脳半球特に記憶系を司る『基底核・海馬・偏桃帯』を少々鍛えませんか?? 故に『線維筋痛症』の様な未明な不明慢性痛/メンタルペインが増えて、且つ軽快させられないのかな????

一番重要な案件は、顧客様へのリップサービスや表面的な次元では無い『本業/疼痛緩和』と言う直球ど真ん中なサービスです。