投稿日:2015年11月5日|カテゴリ:お知らせ, コラム

『米国の薬物汚染』と『真ともな治療薬選択』

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151105-00000018-jij_afp-int
『DEAの報告書によると、処方薬の方が依然として、はるかに致命的な問題となって
いるという。処方薬を乱用する人の数は、コカイン、覚せい剤のメタンフェタミン、
ヘロイン、合成麻薬のMDMA(通称エクスタシー)やPCP(通称エンジェルダスト)の
使用人数を全て合計した数より多く、処方薬による死者数は2002年以降続けて、コカ
インとヘロインによる死者数の合計を上回ってきた。』

米国では『ギャング系麻薬でくたばる人数<<<医療用麻薬を含めた処方薬でくたば
る人数』と成ったそうです。

日本でも、内科や整形外科中心に平気でバンバン投薬処方される医療用麻薬(弱オ
ピオイド/ラマドールことトラムセット・トラマール・ワントラム・ノルスパン等が
有名)ですが、患者さんのキャラクターを確認しながら細心の注意をしながら処方し
ないと、トンデモナイ『麻薬中毒患者』を医原病(医師んい依り造り起こされる病
気)として造り出してしまいかねません。

皆さん安心して御飲みのアイドル的に超人気薬『リリカPGB』も元は『てんかん癲癇
の薬』です。

それでいて、メンタルが病んでいるにも関わらず、抗鬱薬や非定型抗精神病薬は怖く
て飲めないにも関わらず、麻薬系と抗癲癇薬はOKでガンガン飲めるとは変な評価で有
り、甚だ可笑しいです。

米国と韓国の前者の鉄を踏まない様にしなければ成りません。

わたくしは、メンタル病んで居無い『急性期痛』と同じくメンタル病んで居無い『癌
性疼痛』にしか麻薬製剤は処方しない主義です。
当然メンタル病んで居れば、急性期痛でも癌性疼痛でも基本麻薬系製剤はNGです。

まあ末期癌は余命余り無いので、麻薬でも抗鬱薬でも抗癲癇薬でも非定型抗精神病薬
でも、宗教療法でも何でも有りでしょう。

メンタル病んでいるならば、抗鬱薬系。
メンタル病んで居無いならば、麻薬系。
痙攣系疼痛ならば、PGBリリカ始め抗癲癇薬。

これが単純な違いです。

投薬の真意が、解からなければ、調剤薬剤師先生に聞かれても、非/治療医の他の医
師に聞かれても、永遠にその真意は解かりません。

確認したいのならば、絶対に投薬した処方医で有り、痛みの主治医に聞くのが確認す
るのが筋です。

治療方針が決まったならば、主治医を信じて、内服を継続させるのが一番です。
内服するか否かを迷って居たら、永遠に『痛みのメビウスの輪』からは逃げられま
せん。
永遠に内服継続等有り得ません。
軽快後が漢方系製剤は兎も角も、強い劇薬は斬減させて行きます。
わたくしが処方させていただく西洋薬は永遠に継続処方等考えられません。
軽快後斬減させて頂きます。

主治医を信じて内服をしてください。
責めて7~14日間内服継続出来れば、必ず不明慢性痛は緩和傾向に進んで行きます。
先ずは信じる事です。

医師を信じないで、内服しなければ、そりゃ慢性痛は軽快しないのは当たり前です。
逆に、さほど痛く無いから、内服出来ない怖いのかもしれません。
それなら『我慢薬』で根性で耐えて、医療機関受診と言うよりも、最終治療機関であ
る各種『宗教』に縋るのも手と考えます。

仮に宗教にすがるにしても、最後は信心の心が重要ですから、最終的にはその宗教の
真理を信用して行くしか助かる道は有りません。

医療にせよ、宗教にせよ、人間関係は信頼関係です。
まずは信用して見るところからがスタートです。