投稿日:2015年12月15日|カテゴリ:お知らせ, コラム

和漢的漢方ですが、切診(舌診、脈診、腹診、問診、視診等)をされてから処方頂いくのが『普通』と言うか、国内での当たり前の『ガイドライン』です。

和漢の場合、初診で、上記診察方法による特殊診断にて『証』を決めます。
『証』が合って無ければ、そりゃ薬は合いません。
又、気血水(気/気鬱気逆気虚、血/瘀血・血虚、水/水毒)等で診断します。

薬メーカーさんの本の通りの御処方や症状合わせのインスタント漢方では、中々効果は期待できません。

中医学診察では上記の『腹診』が無くなりますが、国内で日本の免許範疇の医師が診察する場合は、基本大幅な診察手法には変化は有りません。

上記が未明では、正確な診断がつきません。

漢方薬が効果が弱いとか効果発現が遅いと言う誤解は、その『証と気血水』の診断がずれているかもしれしれません。

正式に診断を受けてから、御処方頂く事を御薦め致します。

多少時間がかかっても、正式の手段を経た方が軽快が早いと考えます。