投稿日:2016年4月13日|カテゴリ:お知らせ, コラム

『慢性疼痛の仕組み解明』
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO99584480S6A410C1CR8000/
『神経損傷の刺激により、痛みや触った感覚などを担う部位で、「アストロサイト」と呼ぶ細胞の働きが活発になっていた。』ところがポイントです。
故に、末梢レベルで慢性痛はブロック不能。
上記理論から考慮すると、中枢レベルでカットさせなければ、慢性痛は抑えられません。

と言う事は、整形外科加療範疇は急性期痛/侵害受容性痛急性期に限定される可能性が高いです。

慢性期痛は侵害受容性痛慢性期及び神経障害性痛は、ペインクリニック科で対処。

中枢機能障害性痛、および各心因性痛が伴った慢性痛には、痛みとメンタルを扱うペインクリニック科や漢方内科、痛みを扱う心療内科、痛みを扱う精神科(神経精神科)で対処させていくのが順当と考えます。

また、国際的には、心因性痛は単独では存在しません。
心因性痛は各上記の痛みに付随と言うかMixedされた状態で存在する痛みと考えます。

上記のように部類別けされて医療機関を選別できるようになると、無駄なDrショッピングを繰り返さなくて済む時代が期待されます。