更年期症候群外来(保険適用)

挿絵

更年期の時期は男性女性伴に精神的にも肉体的にも弱って来ます。
不眠症や易疲労感などでお悩みでは有りませんか?
直ぐに心療内科で治療を受けるのも良いですが、本当に心の病ですか?
もしかしたら身体の病かもしれませんよ。
総合医の私が総合診断させて頂き、病状に合わせて各種専門医(婦人科、耳鼻科、心療内科、内科、脳外科、泌尿器科、腎臓内科など)の先生を御紹介させて頂く事も可能です。
治療や食事・運動療法により、身体が少しでも回復されれば、あっさり心も元気/不眠も解消に成られる場合も良く見受けられます。
日本式漢方薬を中心とした「更年期対策」が有ります。
保険適応ですので、あきらめていたり我慢しないで一度お試し下さい。

男性更年期

50代〜60代を中心とする中高年男性で、「何もする気がしない」「眠れない」「いらいらする」などのような鬱状態が長引いている場合は、男性ホルモンの著しい低下が原因となっている可能性があります。
これは「男性更年期」ともいえる体の変調で、「加齢男性性腺機能低下(LOH)症候群」といわれています。

LOH症候群とは

男性ホルモンの著しい減少が原因で起こるもので、国内では比較的新しい病気の概念である。
性機能が損なわれるほか、「やる気がない」「へんな汗をかく」「動悸、息切れがする」といった様々な変調が体に現れる。
男性ホルモンは主に精巣から分泌、20代をピークに次第に減少。その量や減り方は個人差が大きい。
仕事で大きなストレスがかかったり、定年で社会的な居場所がなくなったりした時に減少するともいわれる。

メタボとの関連性

男性ホルモンは、最近では様々な生活習慣病にも関連している可能性があるとみられている。
男性ホルモン量が少ないと、がんや糖尿病、高血圧になりやすい傾向がある。また内臓死亡がたまっていくことからメタボリック症候群との関連性も指摘されている。
男性ホルモンが少ないから生活習慣病になるのか、病気になったからホルモンが減少するのかの因果関係は、まだ解明されていない。

鬱の症状

中高年男性でも鬱病のような心の病気を抱える人が増え、LOH症候群が注目されている。
主な症状は「集中力低下」「無気力」「不眠」など。
精神科や心療内科を受診しても症状の改善がみられなかった人が男性ホルモンの補充治療で回復するケースも出てきている。

加齢に伴う男性ホルモンの減少を止めることはできませんが、上記のような症状には漢方も有効です。
当院では漢方薬による治療が可能ですので、男性更年期でお悩みの方はぜひご相談ください。

関連項目