投稿日:2018年7月19日|カテゴリ:お知らせ
『認知症にガツンと噛ます漢方処方』
メマリーは興奮感情不安定型。
アリセプトや発布剤は自律性低下。
 
 
まあ、これが中々効果出ない。
そこで、江戸時代の時代錯誤東洋医学が多少は効果期待可能です。
 
 
漢方でもそこそこガツンと噛ませる処方有ります。
認知症陽性症状(幻覚幻視興奮等)には抑肝散(より興奮型)や抑肝散陳皮半夏(やや鬱傾向を伴う興奮型)。
同陰性症状(抑うつ無気力不潔)には人参養栄湯。
まあこれ基本ですが、大先生連やMRさん言う程は効かないので、エキス剤だけでは中々切れが悪いです。
 
 
エキス剤は「ナンチャッテ漢方風」みたいなモノです。
効果は余り出ない分、副作用も少ないので安心安全です。
世界のアイドルPGB「リリカ様」と似た様な立ち位置。
 
 
変態的にインスタント漢方「エキス剤系漢方のみ」と言う特殊電流金網デスマッチで勝負させるには、強いて言えば、更に興奮時「抑肝散」頓服、更なる興奮時に「甘麦大そう湯」を頓服。
更に抑鬱無気力時には「加味帰脾湯」を頓服。
 
 
不眠時には20世紀の王者現代のピエロたる「NSAIDs」並みの大ピエロ「BZP系」を安易に入れずに「酸そう仁湯」を2P頓服とベルソムラ(悪夢リスク有り)やロゼレム(効果甘い)させると収まります。
 
 
 
これでも駄目な場合は自費にて、効果の強い「生薬」をガンガン噛ましていきます。
生薬はエキス剤の10倍位効きます。
 
 
それでもダメなら皆さんに嫌われ者の王者「抗鬱薬」や「抗精神病薬」をドカンと2速シフトダウンさせて田中大谷並みにgearを変えてaccelerator全開。
 
 
 
それでもダメなら、患者さんが聞く耳を維持されている状況ならば、認知行動療法に切り替える又は併用するしか手段は残って居ません。
 
 
病態に依り、聞く耳を御持ちでなければ、精神療法は無効です。
薬物療法でガツンと行くしか手は残って居ません。