投稿日:2017年11月13日|カテゴリ:お知らせ, コラム

21世紀のロキソニンこと全世界的に大流行中の「PGBリリカ様」は少量ならば気虚(気の全体量を下げて気力をう失わせる)迄は行かないまでも除痛効果は期待出来無いです。
当然副作用出るか出ないかの分岐点迄増量させれば、除痛効果は期待出来ますが、同時に気を下げて気虚を造ってしまいます。

都内某大学某科並みに、日に300~600MGもリリカ様を投薬させれば、除痛効果はあるかもせしれませんが、BZD系でふらふらする以上にふらつく為、老人なら余計転倒骨折リスクが増えます。

リリカが全部駄目と言う意味では無く、神経障害性痛(帯状疱疹後神経痛や糖尿病性末梢神経障害性痛)には有効ですが、何でもカンでもリリカ様に頼り過ぎなのです。

昭和ロマン歌謡のオサン世代の「ロキソニン」を代表とする
NSAIDsも急性期痛で、胃腸障害や脳動脈瘤等の少ないで有ろう若い世代(35歳未満位)ならば、上記条件さえ確実ならば、何の問題も有りません。
慢性痛で中年以上に振り込んだらそりゃ、何が起きるかは未明でしょう。

何でもカンデモ慢性腰痛や変形性膝関節症にSNRI/DLXサインバルタをぶち込んでも、メンタル正常又は単極性鬱病位迄で、非定型鬱病や双極性感情障害が無ければ効果は期待出来るでしょうが、マジでメンタル系疾患が合ったら、逆にアクチベーションの嵐でメンタルも慢性痛も悪化させるだけです。
メンタル系疾患の経験や治療出来るか否かは兎も角も、診断できる位の知識能力は必要ですし、それも無いなら処方は危険ですし、それを修正ケツ持ちさせられるアタシの様な輩には偉い迷惑千万です。

更に東洋医学的には気が減って気虚は起こりますから、二次的に気鬱や気逆も有り得ます。

第一慢性痛患者さんは、既に気血水も乱れ捲って居ます。
如何に下らない西洋薬を最低限に減らして、東洋医学の薬(漢方製剤)と気を上げられる西洋薬の組み合わせにさせて「脾を補す」と言う和漢の基礎がこれからの慢性痛治療の基本に成ります。

西洋薬でも気を上げられる薬は、胃腸薬や抗うつ薬や非定型抗精神病薬等でも沢山有ります。
一概に西洋薬全てがNGでは無く、気を下げる西洋薬が不味いのです。

気を上げて、血水をコントロールさえ出来れば、多くの脳機能障害/DMN障害(DefaultModeNetWork障害)もコントロール下に出来る可能性が有ります。
何か線維筋痛症や体感幻痛や不明難治性慢性痛の先に光らしきものが見えてきた感じがします。

TKOモーターショウも「天下りに塗れ腐った自工会やメーカーデイラー御用系クルマ評論家大先生閣下連が糞」でしょうが、慢性痛治療業界も「気を落としたり冷えを造る薬や精神的依存中毒性を起こさせる薬とそれを無知のままに薬屋さんのお勧めのままに御気楽処方させる一部の医師と病名も未明のままに訳解らない教科書的な病気とは明後日の方向の薬の説明をする一部の薬剤師が糞」です。