投稿日:2019年4月19日|カテゴリ:お知らせ

メンタルヘルスの異常の一つの鬱状態は、東洋医学上の「気鬱」と呼ばれますが、それは気が停滞した状態の事で「気滞」と言う表現が正しいです。


西洋医学上の神経性抑鬱状態とか単極性鬱病と非定型鬱病(新型鬱病)とかの概念も拡大解釈では含まれます。


中枢性と末梢性と混合型の気鬱気滞に判別し漢方処方致しますが、現代人のメンタルヘルスに関しては保険診療範疇では絶対量が足りません。


又漢方はマジの抗鬱薬や抗精神病薬に比べると鬱を軽快させる力が所詮弱いのは致し方が有りません。


保険診療範囲では、ここ迄しか漢方は中々手は有りませんが、非保険診療自由診療迄範疇広げてきざみ系「生薬」を処方させるとそこそこの効果は出て来ます。
完全なる鬱病で、抗鬱薬系を離脱させる云々は中々困難でしょうが、慢性痛を中心にした鬱状態ならば、漢方自由診療範疇では可成りの確立で抗鬱薬は離脱可能です。


その位植物性中心の和漢ですが馬鹿と挟みは使い様と同じで使い手の「腕理性知性知恵知識」で効果は変わります。
同じ食材利用しても、造り手の「腕理性知性知恵知識」の違いで御料理の味は大きく変わる事と同じです。


各種スポーツ、単車、チャリンコ、馬、飛行機、船(最新設計の乗用車は全て除く)だって選手や乗り手の「腕理性知性知恵知識」で偉く性能差が出るのと同じです。


和漢を中医的解釈でダイナミックに利用させれば、疾患にも依りますが、ことメンタル系に関しては西洋薬に簡単には負ける事は少ないです。