投稿日:2015年3月5日|カテゴリ:お知らせ, コラム

痛みは概ね2~5の種別に分かれて居ます。
侵害受容性痛(急性期~慢性期の外傷怪我炎症性痛)、神経障害性痛(帯状疱疹後・糖尿病性等の各種神経痛)、中枢機能障害性痛(線維筋痛症、不完全型線維 筋痛症、慢性骨盤内疼痛症候群、舌痛、陰部痛、慢性腰痛/肩こり)、心因性痛(メンタル系痛)、各種混合型の5種から国別/地域や各種学会により、その中 で痛みの特性に合わせて、2~5種に分別されています。

その痛みの特性を無視して、何でも感でも、大流行のPGB/リリカ、セレコキシブ/セレコックス、弱オピオイド/トラマドール/トラムセット・トラマール・ノルスパンや各種/抗痙攣剤・抗癲癇剤・抗鬱剤等をガン出しして居る関係者も見受けます。
証の確認もせず出来ず、漢方系製剤を無謀投薬されている場合も見受けます。

そりゃ効かないです!!
だって、痛みで有る敵の姿・性質を確認しないで、盲目的に『絨毯爆弾攻撃』しているだけで、敵には全く命中せずかすり傷一つ与えずです。
映画『猿の惑星』のゴリラ一族レベルです。

太平洋戦争で負けた日本は米国を調べないで盲目的に戦ったからの敗戦。
勝利者米国は大日本帝国を舐め回すように値踏みしてからの喧嘩だったんです。

それと同じです。

勝ちたかったら、相手を良く調べて、研究するのは至極当然です。

故に『痛みの質と特性』を確実に見極め、痛みの分類をする必要が有ります。
その為には入念詳細なアンケートから得る事前情報や受診されて居た病院からの紹介状は治療効果を格段に向上させます。