投稿日:2015年5月25日|カテゴリ:お知らせ, コラム

PGBリリカは経験上で精々5割未満の成功率と感じます。 野球で5割撃てればスーパースターですが、薬で5割じゃ足りません。
リリカはPHN帯状疱疹後神経痛やDNP糖尿病性末梢神経障害性痛等の神経障害性痛NPには有効率が高く感じて居ます。

某大学本院主任教授先生も仰せですが、感覚的には電撃痛にはPGBは有効で、火炎痛には抗鬱薬が有効な感じです。 概して、NP以上の中枢機能障害性痛CDP始め線維筋痛症始め不明慢性痛のメンタル系優先な激痛系には、リリカ以外の抗癲癇痙攣剤系の方が切れが良く感じます。

それよりも学会エビデンス命の大先生には、悲しいかな現在でも軽蔑される事が有りますが、和漢系製剤、更に亜細亜のお呪いと軽蔑される事の多い中医学系製剤の方が『証』さえ読めれば、治療効果打率は圧倒的に高いと感じて居ます。

また対コストパフオーマンス的に変態的治療行為と軽蔑される事の多い、認知行動療法や軽度運動療法の方がPGBや抗鬱薬よりも治療効果打率は高く感じて居ます。

学会エビデンス上リリカはフアーストチョイスな為、電撃痛系には使いますが、副作用優先で75MGで効果が無ければ、他剤へ変更させています。

わたくしの対象疾患からして、当然ですが多剤重複処方多いですが、鬱優先型線維筋痛症で無ければ、出来るだけ抗鬱薬特に旧型のTCA等も含め新薬系抗鬱薬もフルドーズはどうしても人格変化を与える為避けて居ます。
純な精神疾患では無い、慢性痛に抗鬱薬フルドーズは不味いでしょう。

何とかと鋏は使い様、リリカと鋏も使い用です。

そににしても、PGBリリカ、セレコキシブ/セレコックス、トラマドール/トラムセット&トラマール&ノルスパンテープ等と言うアイドル系慢性痛治療薬の大量投薬や鬱病ならTCA三環系抗鬱薬は有りですし微量なら理解範疇ですが、今更旧い三環系抗鬱薬をフルドーズ対慢性痛に利用されている症例が沢山御紹介患者さんでいらっしゃいます。

酷いのに成ると、新薬含め抗鬱薬多剤フルドーズで躁転させてしまい、自殺企図迄起こした症例を送られてもこちらとしても困ります。

かと思えば日本一の線維筋痛症系心療内科系某大学教授先生が抜群の管理状態で有った患者さんが運悪く転倒骨折され、更に運悪く無学な線維筋痛症を否定される近医整形外科で、今更リウマチ疑い(こんな検査は10年前に精査済み)で他の大学病院リウマチ科に紹介され、そこで事情をお話され、やっと解放されたと言う非惨な街医者も居られます。
線維筋痛症が有り、更に骨折迄有り、その上に他の大学病院に通院させられる苦悩は図り知れません。 こう言う稚技は非常に悲しく思いますし、完全に無学に依る『医療テロ』です。

超難治PHN帯状疱疹後神経痛でCDP中枢機能障害性痛に移行してしまった方に、神経ブロックも含め全ての西洋薬が効果出無い為、全ての西洋薬を減薬廃薬して頂き、漢方系製剤のみとして、エムラクリーム(レーザー治療時の除痛用麻酔系クリーム)を差し上げて毎日塗って頂いたら2週間で完全に軽快した例も有ります。

特に慢性痛系では、多彩な症例が多過ぎて各症例に合わせたオーダーメード医療が必要な為、一概に学会系エビデンスは絶対とは言い切れません。

オーダーメード医療に最適なのは、当然ですが、総合医としての東洋医学に至ってしまいまし、一番副作用も出ず且つ御金も掛り難い治療は軽度運動療法と認知行動療法です。