投稿日:2015年8月9日|カテゴリ:お知らせ, コラム

アセチルコリン(Ach)系前脳基底核、海馬、扁桃体で構成される『記憶関連回路/MR-C』が異常興奮して、Ach分泌異常亢進する事により、PTSDのFB(フラッシュバック)が発生します。 低用量末梢性抗コリン薬(SB)がPTSDのFB(フラッシュバック)を軽減させます。

中枢機能障害性痛(線維筋痛症始めその不完全型やCRPSや舌痛陰部痛肛門痛)やDSMⅣ/DSM5や体感幻痛や視床出血・脳内出血・脳梗塞後・パーキンソン病に依る疼痛麻痺等の『不明慢性痛/メタルペイン』の原因となり得るFBを『低用量末梢性抗コリン薬』で軽減させれば、当然二次的に慢性痛は緩和傾向に向かいます。

SDA(ドパミンスタビライザー)とSB(低用量末梢性抗コリン薬)が『メンタルペイン』には有効と考えられます。