投稿日:2015年12月15日|カテゴリ:お知らせ, コラム

『メンタル系漢方』
抗欝薬~非定型性抗精神病が他院からの処方で入って居る又は自己処方している場合は、実症虚証伴に、漢方処方は、ぶん殴る位の強めの攻める処方でないと効果も込めません。

俗に和漢の正統派名人には『汚い処方』と言われる『美しくない処方』です。 しかし、中医学的には攻めの処方は有りです。

欧米化されてしまった現代の日本のストレス環境に於ける、メンタル系漢方治療では、そのメンタル症状は、純日本式和漢では到底太刀打ちできないエリア迄到達しています。

と言って向精神病薬漬けでは、麻薬系製剤に依る薬漬けと同じで、完全にメンタル逝ってしまうのも事実です。

そこで漢方系製剤なんですが、其の辺の塩梅さじ加減が難しい。。

西洋医学系薬が、正規軍陸海空軍的な破壊力/撃機爆、爆弾、ミサイル、トマホーク的効力。 和漢医学系薬が、やや調整力的破壊力/海兵隊、外交的効力。 中医学系薬が、非正規軍事力的破壊力/特殊部隊やスパイ活動、テロ的非正規戦闘系効力・・・なんて言ったら怒られそうですが、そんな感じです。

和漢は、日本で独自に再開発された、庶民の為の東洋医学。 中医学は大陸で開発されたどちらかというと、LBGTからゲテモノ喰い迄、何でも有りの旧貴族階級の為の東洋医学。 文明的には、当然、日本式和漢>>中医学ですが、文化的には中医学>>和漢と考えます。

メンタル系慢性痛(体感幻痛、線維筋痛症等)との戦争に打ち勝つ又は責めてドローに持ち込むには、上記の正規/非正規全ての軍事力(医学)を総動員させないと結果が出ません。

最終的には勝てば官軍、負ければ賊軍なので、副作用が少なく、メンタルと慢性痛が軽快して、生活のクオリティeq5dが上がれば宜しい

いつかは、メンタル系の西洋薬は減薬または廃薬しなければなりませんから、そのためには、漢方薬や認知行動療法や運動療法は必須です!